畳屋よもやま話
畳屋の昔話から、ちょっとした本音などをお話しします。
ホーム
MENU
ホーム
SIDE
ホーム
アーカイブ:
2023
竹釘
竹釘
2023/12/28
板入れ畳は古くなると頭板の縫い直しだけでは丈寸法が補正出来なくなります。基本は板脇に竹釘を打って丈寸法を直します。今回の手縫い床は頭板の穴に竹釘が打ってあり、見事に頭板が割れていて、こうなると丈寸法が直せません。そ…
手縫い床講習会
手縫い床講習会
2023/12/25
正月に行ってきた手縫い床講習会を一月七日から始めようと思ってます。 三百年前の手縫い床の締め直しと秋に作り始めた新床の続からの作業の予定。 何方から始めるかは参加者の都合で行います参加希望の方は手皮…
300年床の裏側と表側
300年床の裏側と表側
2023/12/18
300年前の掛け縫い床の床裏です。近江表が使用してありました。 同じ畳床の表側です、掛け縫い13通りが判らない程に糸が切れてました。
ウニ丼御膳
ウニ丼御膳
2023/12/11
日記
この近辺はウニ丼でも高くはありません、ウニ丼御膳にしても三千円はしません。 美味かったの一言でした。
選定保存技術保持者
選定保存技術保持者
2023/11/30
手縫い畳床製作で選定保存技術保持者の認定を頂きました。
300年間の糸屑
300年間の糸屑
2023/11/30
手床
300年前の畳床です。来年、正月の手床の勉強会は、この畳床の締め直しを行います。 仕事始めから当分の期間は締め直しです、予定は七草から大寒までかな?です。
床継ぎ
床継ぎ
2023/11/21
畳の基本
古い手縫い床の掛け縫い床に筋縫い床を継いで9尺にしてありました。 今から継ぎ部分の縫い直しです。
昔の麻糸
昔の麻糸
2023/11/18
手床
昔話
300年前の糸と近代の麻糸です。重なった上の細い糸が裂いた麻を紡いで作った麻糸で下側の太い麻糸が近代の紡績糸です。昔の手紡ぎの糸の丈夫な事!短い麻繊維で作った紡績糸の糸の太さの半分以下でも艶が残り流石!の一言です。紡…
モウセンゴケも紅葉?
モウセンゴケも紅葉?
2023/11/15
右田岳アントキノ岩コースの下山の途中にモウセンゴケが紅葉?
右田岳アントキノ岩コース
右田岳アントキノ岩コース
2023/11/13
日曜日は雲底が600メートルなので標高が低い、防府市の右田岳に勝坂砲台跡より登りました。 時間は短くても、このコースは登りも下山も岩場でスリル満点です。
八代のナベヅル
八代のナベヅル
2023/11/12
山口県の八代と鹿児島県の出水には、ナベヅルがやってきます。本日まで5羽と出水と は数が違いますが来春まで此処で越冬します。
落ち葉の道
落ち葉の道
2023/11/09
日記
落ち葉の道をあと少しで今泉登山口です。落ち葉を踏む音に秋の終わりを感じました。
立冬
立冬
2023/11/08
わざとらしいですが、久住は大船山からの下山中の一枚です。
遅かった紅葉
遅かった紅葉
2023/11/05
一週間遅れで、久住は大船山の御池に紅葉見物です。今泉登山口から往復で8時間は堪えました。紅葉も遅く雲もかかり残念でした。
レンゲ蒔き
レンゲ蒔き
2023/10/22
先週は菜の花の種まきでした。 今週はレンゲの種まきでした。 荒れてい田圃でしたが皆さんの力で来春は綺麗な畑の予感です。
仲秋の頃
仲秋の頃
2023/09/27
田圃の稲刈りが済み畦には真っ赤な彼岸花が咲き、ウドの花にも多くの蜂が集まってます、蜜蜂に天敵のスズメ蜂も集まって、美味しい蜜なのでしょうか?明日から大潮なのに落ち鮎は小さく群れも数が少ないようで、残念です。今年の仲秋…
縦ゴザ
縦ゴザ
2023/09/18
手床
掛け縫い床に縦ゴザを入れた写真です。口作りの毛ワラを切り、麻引き通し表の裏白表を使います、中継ぎ表や七島表の裏白表では堅すぎて畳上面に下の糸跡が出る事があります。 掛け縫い床は重量があるので縦ゴザで口部分を締めてか…
九州の手縫い床
九州の手縫い床
2023/09/13
九州は佐賀県で見られる手縫い床です。我が家では田舎刺しとか御国刺しとか言いますが地元ではどうでしょうか。上菰が横手ですので通常の縫い方で縫います隣合う糸が雄針、雌針が逆になるように縫います。縫いが素直なので堅くは締…
東北地方の手縫い床
東北地方の手縫い床
2023/09/12
手床
蓑張り床(みのっぱりとこ)です。肌菰を使わないでワラを斜めに配込んで口部分のカイゴモ部分とワラの流れが蓑の様に見えるので蓑張り床です。縫いの糸が化粧配いに埋もれないようにワラの流れと少し逆に縫った方が形になると思い…
畳の話
畳の話
2023/09/10
日記
今日は下関市で初めて大人の方を相手に畳の歴史を話しました。 拙い話に多くの方々にお付き合い頂き、有難うございました。
大畳
大畳
2023/09/01
手床
巾、丈、寸法が一間の畳床を縫い上げて裏側からの粗締めが済んだ時の写真です。 話に聞いていた四畳半一枚の畳床の製作に胴菰をどうするかの為の試作品です。
残暑お見舞い申し上げます
残暑お見舞い申し上げます
2023/08/31
日記
デスクトップに春に行った、ニセコの写真が残っていました。バックは雲に隠れた羊蹄山。暑さが静まると、板のチューナップの時期です。 今日も30度越えの暑さでしたが、この日は4度だったなぁ、、、、。
凌雲閣
凌雲閣
2023/08/30
昔話
関東大震災で倒壊した浅草にあった凌雲閣です。当時、日本一の高さの建物でしたが、レンガ造りなので地震の揺れで半分から上が崩れ落ちたそうです。 最上階に伊藤博文が命名したと言われる望海楼があり、此処に一枚で四畳半の畳が…
肌菰の削ぎ
肌菰の削ぎ
2023/08/28
手床
手縫い床の肌菰(上菰)を削いでます。手先の菰は表側を手元の菰は裏側を削いで、削いだ部分を重ねます。菰を削がない製作法が一般的です。筋縫いなら菰の境目が目立ちませんが掛け縫いにすると、糸が見えなくなる事も有りそうで菰…
手縫い床の初歩
手縫い床の初歩
2023/08/25
手床
何年も前の正月講習会で皆で作った手縫い床です。棒縫い、と、国刺しの2種類で縫ってあります。口部分だけが肌菰です。共に菰掛けではありませんので安物で、丁稚の仕事でした。棒縫いでも一日に4枚~6枚、縫って締めての仕事で…
畳大工
畳大工
2023/08/24
昔話
戦前の東京では一人前の畳職人に為るには、ツケ仕事と手縫床製作の両方が出来て一人前でした。両方出来て、畳大工と呼ばれたので、業界に入れば、一人前になれる目標に為ったようです。 実務経験15年くらいで畳大工と呼ばれたそう…
英彦太郎
英彦太郎
2023/08/24
日記
遠くに聞こえていた雷の音が夕方に、周防灘を越えて来ました。英彦山生まれの英彦太郎
普賢岳の平成新山
普賢岳の平成新山
2023/08/16
日記
長崎県、雲仙の普賢岳へ登山でした。写真は火砕流で多くの犠牲者をを起こした平成新山の現在です。溶岩ドームからは水蒸気が出てました。途中の風穴からは涼しい風が吹き出ていて夏山にしては涼しい一時を過ごせました。
本繋ぎ
本繋ぎ
2023/08/03
畳の基本
畳糸の繋ぎ方で本繋ぎです。片繋ぎと違い、継ぐ糸、繋げる糸の両方を2~3回巻いてから再度糸を割り、片繋ぎで留めます。
片繋ぎ
片繋ぎ
2023/08/02
畳糸を繋いでいます。この繋ぎ方が片繋ぎで簡単な方です。繋ぐ糸の輪の部分に前の糸を通しその糸を人差し指で割り右側に1~2回巻き人差し指を返して右になった割った片方に2~3回巻き完成です。片繋ぎは強く引くと抜ける場…
半纏
半纏
2023/07/26
我が家の半纏です。半纏は職人には正装ですが、一般の方々には作業着としか思われてないようです。先日の記者会見で畳を縫っている写真をと望まれて半纏を脱いだら、半纏で仕事をしているのが、職人らしいとかで、半纏を着て口縫い…
機械縫いは60点
機械縫いは60点
2023/07/21
手縫いと機械縫いは逢着理論が違います。機械縫いは60点と言うと機械屋さんは手縫いより小さく縫えるから機械縫いが良いでしょう、と小さく縫える事を強調しますが、小さく縫えば良い訳ではありません。機械縫いの倍の針足で縫って…
蕎麦の花
蕎麦の花
2023/07/16
試しに早く植えた蕎麦に花が咲きました。
ご祖師さまでございます。
ご祖師さまでございます。
2023/07/14
昔話
畳の祖神さまは火遠理命(ほおりのみこと)です。年末まで忙しかった職人さんも、正月が明け、仕事が暇になる頃に祖神祭が行われたようで、小遣いが無くなってきた若い職人さんが、「ご祖師さまでございます」と親方さんに這い出しを…
ギトギトうどん
ギトギトうどん
2023/07/10
日記
雨が続き、高速も通行止めで小倉肉うどんを食べに行けません。行けないとなると、妙に食べたくなり、モツを圧力釜で柔らかく煮て自分で作りました。後始末は油がギトギトで大変でした。残り汁を流すと詰まってしまうので、大半は腹…
小学生の職業体験
小学生の職業体験
2023/07/04
日記
今日は地元、小学生五年生の職業体験の授業で、小畳製作でした。
わらの袴部分
わらの袴部分
2023/07/03
畳の基本
稲ワラの袴を取り除いています。稲ワラの根元の裾部分だけを指で撫ぜる程度で済ませます。
ワラの袴落とし
ワラの袴落とし
2023/07/03
畳の基本
畳屋の仕上げ仕事でへコワラや返しワラを使う時にはワラの袴をはらいます(すぐうとも言います)基本はワラの穂先部分をひねり、裾の袴部分を手の指で払い除けます。 わらの芯だけにしてはいけません。袴を取り除く時に、握っ…
十三の熊さん
十三の熊さん
2023/06/28
東京は上野の旧岩崎邸です。岩崎邸出入りの畳屋さんの仕事をした時の話です。 過去の仕事で平刺しの糸が固まっていたので、畳屋の小僧さんに抜かせたらカマス一杯の抜き糸が出たそうです。 我が家は二代目が大阪京都で修行をした関…
四つの島
四つの島
2023/06/27
畳の基本
手織り中継ぎ表の繋ぎ部分の島部分です。この四目部分で左右から入ったイ草が繋がります、この畳表は六配なので68目に四つ島で合計72目です。 現在残っている畳表の織り機は備後の来山さんが作った機だけで二配機や四配機は、…
日本蜜蜂
日本蜜蜂
2023/06/19
日記
日本蜜蜂は採蜜時の写真です。蜜蜂が怒っている訳ではありません。行き場の無くなった群れが帽子に、、刷毛でそっと払い除けて大丈夫でした。 日本蜜蜂は無理に払い除けない限り刺されません。
巣箱の追加
巣箱の追加
2023/06/18
日記
先月に追加した巣箱が一杯になり、本日、一段追加です。日本ミツバチは温和しいので手袋だけで刺される事も無く、お手伝いが出来ました。箱の下に群れが垂れ下がってます。
技能講習会
技能講習会
2023/06/17
日記
下松市で、一回目の技能講習会が行われました。次回は十一月頃に行う予定です。
扇ヶ鼻
扇ヶ鼻
2023/06/02
日記
久住山系は扇ヶ鼻です。個人的には平治岳と扇ヶ鼻がミヤマキリシマが綺麗でお勧めですが、今年は哀れです。平に見えるのがミヤマキリシマです。残念!
ウグイス
ウグイス
2023/06/01
日記
ウグイスの声は多く聞くことが出来ますが、なかなか正体を見せてくれません。 この日は何故か登山中に姿を現して盛んに鳴いていました。
哀れミヤマキリシマ
哀れミヤマキリシマ
2023/05/29
日記
九重の山開きの前にミヤマキリシマを見ようと、久住登山口から扇ヶ鼻へ登りました。天候はガスがかかり、小雨もパラついて、全山見えない状況でしたが、相変わらず九重は大量の登山者の列で大賑わい。肝心のミヤマキリシマには、蛾…
ウニ丼
ウニ丼
2023/05/18
山口県は角島を見ながら道の駅で海鮮丼の予定でしたが、北海道では高くて手が出なかった、ウニ丼が当地では2300円、安い!久しぶりのウニ丼、鮮度も良くて満足でした。ウニ丼を食べに、おいでませ山口へ!です。
蛍の季節
蛍の季節
2023/05/16
本日、近所の寝太郎公園で蛍見物が出来ました。写真は難しいのでありません。 まだ、飛び始めでしょうか、穏やかに飛んでいました。 明晩は姫蛍見物に 行く予定。
小倉肉うどん
小倉肉うどん
2023/05/10
日記
小倉肉うどんです。黒い出汁に生姜がたっぷりです、これが美味い!
日向米の山
日向米の山
2023/05/06
日記
3日からゴールデンウィーク恒例になった宮崎県は日向米の山でのキャンプ。翌日、4日は仲間は空で我が家は大崩山へ登山の予定でしたが雨で中止でした。
探索蜂
探索蜂
2023/05/06
日記
探索蜂が来てくれましたが、未だ本隊は現れません。
日本ミツバチ
日本ミツバチ
2023/04/23
日記
日本ミツバチの分蜂待ちです。
口縫い
口縫い
2023/04/14
手床
手縫い床の縫い始めは口縫いから始まります。横手のワラを引き抜いて毛ワラとして口部分を縫い固めます。口を縫い止めるので畳床の真ん中部分は丸く膨れます。
新しい投稿
前の投稿
ホーム