仕事の早い理由
新畳から一回目の表替えの平刺しの縫い目の写真です。返し縫いにワラに二分~三分の平刺しの跡が出るのが理想です。この畳の跡は一寸を越えて返し縫いの糸と見間違うほどです。
畳床の横腹から針を上げてます、仕事は楽で早く平刺しが済みますが、 平刺しは締まりません。枚数を叩く(一日に多くの畳を縫う事)仕事は多くが、この作業法です。一日で20枚位は普通で猛者は25枚~酷い奴は30枚も表替えをします。平刺しが締まらないので、両手で針を引き上げ肘でゴシゴシ締めるので肘のタコが大きくなり、大きなタコが出来るのをを自慢する職人さんの多い事! 肘締めの基本は左手で裏側を締め、肘は糸を吊る程度で小さな(疣程度)タコが出来るのが職人で、多く見られる両手で針を引き上げ肘締めの写真は恥ずかしいので削除して欲しいなあ、、です。
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