手縫い床を締める作業を行うのが締め台です。台と言いながら地面に埋まった板敷きで畳より一回り大きい寸法になります。写真はコンパネを敷いて締め台の代用です。

昔の畳屋なら、作業場に穴を掘り栗の木を並べ赤土などで平にして1寸程度の厚みの板を並べて締め台としました。締め作業の衝撃を和らげる為に栗の木などを並べ衝撃を吸収します。硬い締め台は体を壊します。

困るのは特注サイズの手縫い畳床を製作する時で、特注サイズの締め台を作り直す事になります。